201224_(香港政府)中国以外の地域からの到着者に対する制限と強制検疫の要求強化(日本語試訳)

この日本語試訳は中国語文献理解の補助とするために無償で公開しているものです。厳密な解釈・理解は、必ず中国語原文を確認願います。

(香港)政府による中国以外の地域からの到着者に対する制限と強制検疫の要求強化

**************************
政府は「一定の香港到着者強制検疫規則」(第599 C章)、「外国地区から香港に到着する者に対する強制検疫規則」(第599 E章)及び「疾病予防及び統制(国境を越える交通機関及び香港に到着する者の規制)規則」(第599 H章)において明示された規制及び「疾病予防及び統制(一定の者に対する強制検査)規則」(第599 J章)の下で作成された最新の強制検査公告は、中国以外の地域に滞在していた香港到着者に対する強制検疫要求を強化するとともに、南アフリカに滞在していた者の香港への搭乗を制限する。

政府の報道官は「WHOのガイドラインによれば、ウイルスの潜伏期間は14日間に及ぶが、現時点で、新しい変種ウイルスの潜伏期間が長いという証拠はない。しかし、ウイルスに感染した人たちの潜伏期は、ごく一部で14日間を超える可能性があると専門家が考えており、世界的な疫病状況が急激に変化していることに加え、多くの国で新たな変種ウイルスが発見されている。政府は思い切って対策を講じる必要があり、中国以外の地域に滞在して香港へ到着した者に対する強制検疫要請を強化するため、非常にまれなケースで、ウイルスの潜伏期間が14日間を超えていても、網から漏れない状態を確保する。」

「また、南アフリカで感染力の強い新型ウイルスが見つかったことを考慮して、政府は厳格な措置をとる必要があり、南アフリカに滞在していた者の香港への搭乗を制限する。」

食品衛生局の局長は関連規則を引用して指定と公告を行い、明日(12月25日)午前0時から有効とする。詳細は以下の通りである。

(一)第599 C章及び第599 E章の規定を強化し、香港に到着した当日または21日以内に中国以外の地域に滞在した香港到着者(空港または陸路国境を経由)は、指定検疫ホテルで強制検疫を21日間行う必要がある。

(二)第599 H章にある規定を強化し、以前に発表した英国を除いて、飛行機の搭乗日または21日以内に南アフリカに2時間以上滞在した者は全て飛行機で香港に来ることが許されない。

(三)第599 J章で最新の強制検査公告を行い、2020年12月2日から12月23日の期間に香港に到着し、イギリスに滞在して強制検疫を受けた者、及び2020年12月2日から12月24日の期間に中国以外のその他の地域から香港に到着し、強制検疫を受けなければならない者に対して強制検査を実施する。関係する者は、香港に到着後19日目または20日目に地域検査センターまたは指定検疫ホテルで検査を受けなければならないほか、検査結果が確定する前には、その者の居住場所、私的な場所、または検疫令で指定された検疫場所に滞在しなければならない。

報道官は「政府は引き続き状況の監視を緊密に行い、全世界および当地の疫病の展開と出入国人数の変化を含め、必要に応じて他の高リスク地域から香港に到着する者に対する強制検疫要求を強化する。」

以上

2020年12月24日(木曜日)
香港時間22时51分

(中国語原文)
https://sc.isd.gov.hk/TuniS/www.info.gov.hk/gia/general/202012/24/P2020122400963.htm